なぜ皇は受け入れられにくく、祖が変わらず選ばれ続けるのか・・・皇の時代、(当時はワイオ理論)の話しを初めて聞いた時から、え?その話し、もっと詳しく聞きたいです!!と思い、すぐに理論に惹かれていきました。それからずっと夢中なのですが私の熱量と反して、世間は皇に動いていかないのが不思議でしたが、冷静に分析・考察してみました。
祖の時代と皇の時代
これは単純に、祖と皇のどちらが正しいか、どちらが優れているかという話ではありません。しかし、多くの人にとっては、まだ祖のほうが安心できる。これは否めません。
今まで生きてきた祖の世界には、なんだかんだいっても馴染みがあります。私もそうです。ついつい、今までと同じ祖のやり方を選びそうになるときがあります。癖として染み付いているのでしょう(理論ではこれをゴミと言ったりします)。
一方で皇の世界は、誰にとっても未知です。
正解はなく、自分で選び、自分で責任を持つ。自由ではあるけれど、その分だけ不確実で、頼れるものが外側にはありません。
この違いは、占星術で言われる「土の時代」と「風の時代」にも少し似ています。形あるものを積み上げていく土の世界と、目に見えないものや個の在り方が重視される風の時代です。
土の時代と風の時代
占星術の世界では、2020年のグレート・コンジャンクションをきっかけに、約200年続いた土の時代から風の時代へと移行したと言われています。ここ数年、「風の時代」という言葉を耳にする機会が一気に増えました。みなさんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
土の時代は、形あるものに価値が置かれる世界でした。
お金、土地、肩書き、組織。積み上げることで安定をつくり、「何を持っているか」が重要だった時代です。
一方で風の時代は、目に見えないものに価値が移っていく。
情報、感性、知性。「何を持っているか」ではなく、「どう在るか」が問われる時代です。そして、風の時代とは、ただ軽やかで自由な時代というだけではなく「自分で選び、自分で生きる」ことが求められる時代。
これを、
土の時代=「祖」
風の時代=「皇」
として重ねて捉えていこうと思います。
祖の世界は、安定していて分かりやすいピラミッド構造を持っています。正解があり、役割があり、先祖が導く通りに進めば評価される。ある意味で、安心して身を委ねることができる世界です。
それに対して皇の世界は、もっと自由で流動的です。
正解はなく、自分で選び、自分で責任を持つ。外側に基準はなく、すべてが内側(魂)から始まる世界です。
皇の時代を生きるには自立が必須
私には、皇のほうが軽やかで魅力的に感じられるので、きっとみんなもそうだろうと思っていました。でも実際には、簡単に受け入れられるものでなかったのだと感じています。なぜなら、自由には責任が伴うからです。
祖の世界では、ある程度「守られている」状態があります。「夜の時代」という言い方もされますが、真っ暗闇の中をみんなで列になってリーダー(先祖)に導かれて歩くので、みんなと一緒に進めば大きく外れることはない。
でも皇の世界では、于由の光が当たり周りの様子がよく見えます。「昼の時代」とも言います。なので、自分の責任で自分の道を進むことができます。自分の魂と繋がって、自分で決めるということは、同時に「誰のせいにもできない」ということでもあります。
これが、人によっては不安や負荷として強く感じられる部分なのでしょう。
突然「自由にしていい」と言われても戸惑いますよね。多くの人にとっては、変化よりも今まで通りの祖のほうが居心地がいい。変わらず選ばれ続けるのも、無理のないことなのだと思います。
理論の検証ができるのは自立した人だけ
そして、この大転換期の祖から皇への移行は、例えば元号が変わるように一斉に切り替わるものではないということが感覚的にわかってきました。
同じ時代の中にいながら、祖の世界を生きる人もいれば、皇の世界を生きる人もいる。どちらが正しいかではなく、その人の魂がどちらの在り方を選ぶか、
ただそれだけの違いです。
それぞれが自分の立ち位置を選び、その場所で経験を重ねていく。その結果として、少しずつ全体のバランスが変わっていくのだと思います。
その意味で、祖から皇への移行は、外側の変化というよりも、内側の在り方の変化なのかもしれません。
「自然は皇に切り替わっているけれども、世の中にはまだまだ祖がある。皇の時代はいつか始まりますか?とよく聞かれるのだけど、それは人それぞれ違う。私の周囲40センチメートルはもう皇になっている」と天縄文理論の著者の小山内洋子さんはおっしゃっていました。
時代は一斉に切り替わるものではなく、一人ひとりの内側から始まっていくもの。だからこそ、私自身も「自分の周囲40センチメートルは皇である」と感じています。
そして皇の状態で在るために、日々の選択や心のあり方、考え方を意識して過ごしています。大きな時代の流れの中にいながらも、実際に生きているのは、この半径40センチの世界。ここをどう在るかが、そのまま自分の現実になっていくのだと思っています。

最後に、
皇の時代の本の帯にあった「理論の検証は自立している人だけがやってください」という言葉が、いつも心にあります。最初は少し厳しい言葉にも感じましたが、今はその意味がよくわかる気がしています。
皇・繩文時代の到来 天繩文理論「最後の真相」これからは日本人が一番幸せになる

