2023年2月20日(月)16:06に、月は魚座で新月を迎えます。12星座の最後を司る魚座での新月が、私たちにもたらす影響を考えて、新月の力を活用したいですね。
うお座新月の時間とボイドタイム
2023年2月20日、16時06分に魚座で新月が起こります。「新月の願い事」は、新月になった後から48時間以内に願いごとを紙に書きます。新月の最大パワーを得たいときは8時間以内に紙に書くことが推奨されます。
新月になるまでは欠けていく時間なので、新しいサイクルを迎えるためにもできるだけ不要なものを手放すことを意識しましょう。特に今回の魚座の新月は、物語の一つの章が終わり、新しい章が始まる切り替わりのようなタイミングです。
月のエネルギーが無効になると言われる「ボイドタイム」は2月22日13時05分から14時13分までです。この時間帯に願い事を書くのは避けたほうがよさそうです。
【月の力】新月の願い事、デクラレーションとは?願い事・アファメーションの書き方・叶え方[スピリチュアル]
魚座新月の願い事とキーワード
魚座は、12星座の一番最後に位置する「許しと癒やし」の星座です。
宇宙元旦とは、太陽が牡羊座に入る瞬間(2023年は3月21日)を「宇宙元旦」と呼ぶこともあるそうですが、今はこれからの12年間のステージを決めるとても重要なタイミングです。さらに、3月24日には冥王星は水瓶座に移るため「新時代が始まる」とも言われており、この冥王星の水瓶座入りを皮切りに2025年までに、天王星が双子座へ、海王星が牡羊座へ移動します。時代を変える大きな惑星が3つも一気に動くのですから、
私たちは何が起こるか分からない時代の過渡期の最中にいます。自分を徐々に変わっていく新時代へとチューニングしていく必要があります。
魚座のキーワードは、「受容」「包容力」「感受性」「融合」「癒やし」「無条件の愛」「芸術性」「占い」「スピリチュアル」「ロマン」などです。
ネガティブな感情や過去の嫌な思い出、トラウマなどの手放しをまずは行なっていきたい時期です。
ところで「手放す」とは、そうしたネガティブな感情などを切り捨てるとか、見ないようにすることではなく、まずは「腹がたつ!」「羨ましい」「許せない!」といった感情を持つ自分を「こんなふうに思う自分もいるんだ」と肯定します。気の済むまで負の感情を感じても大丈夫。その後ですぐに「でも、どうしたい?」自分はどうなっていたら幸せなのか?ということを考えて「こうしていたい」という理想や「ありたい自分」を決めます。
無意識にネガティブな感情を閉じ込めたまま願い事をするのではく、顕在化させることでネガティブな感情に光を当てます。闇は光があたれば消えてしまいます。
表面的には同じ「願い事」であっても、不安からの願い、執着からの願いと、魂の望みを叶える「本当の願い」はどうやら叶い方が違ってくるのようなのです。魚座の新月は、ネガティブな自分を受け入れ包み込み、癒し、本当の願いに気がつかせてくれるでしょう。心の奥底で望んでいる本当の願いに意識を向けることが大切です。