「月の力を借りて、願い事を叶える」そんなおまじないのような方法で、本当に願いが叶ったという話を聞きました。私にも叶えたい願いがあるので、「新月の願い事」について調べました。
新月 とは
まず「新月」とは、はじめを意味する「朔」という文字を使って「朔月(さくげつ)」とも呼ばれています。
月は太陽の光を受けて輝く天体、月が地球のまわりを公転することにより、太陽の光に照らされている部分も変わります。それによって、月の見え方(月の形)は異なり地球から見る月は毎日、姿を変えます。この公転周期は約一ヶ月。正確には、月の満ち欠けの周期は29.5日です。
太陽と重なり月の姿が見えなくなる新月の日は、月の満ち欠けが始まる月で、月齢0(1日目の月)であることから、様々な事をリセットし一度ゼロに戻す日、新たにスタートをするのに適している日と考えられています。
そこで、目標を設定するのに向いているとされ、願い事や計画を紙に書き出して「新月の願い事」「新月のデクラレーション」と言われる行いをする方が多くいらっしゃいます。
新月の願い事・デクラレーションとは
まず、「デクラレーション(declaration)」とは公表、宣言、布告、告白という意味です。
自分の想いや願い、夢を宣言することは、少し勇気が必要なことではないでしょうか?こんなことを人に言ったら笑われるかも?無理だよって言われたら悲しい・・・なんてことも、紙に書くのであれば、誰かに見せる必要もないので心配いりませんね。
しかも、「紙に書く」という作業は意外とパワフル。書くことは、自分の中で漠然としていた想いに形を与え、無から有を生み出していく作業なのです。
自分の思いや願いを書き出していくと思考や感情が整理され、自分を客観視できるようになります。そして、心の奥底にある潜在意識を引き出すフックともなり、自分が望んでいることが明確になります。
人生は、思考と感情と行動でつくられていきますが、自分の無意識の思考や感情が「書く」ことで把握でき、自分の望みを明確にできれば、どう行動すればいいのかわかってきます。
新月に願い事を書くことの最大の効果は、明確化と自分自身への宣言によるマインドセットであり、漠然とした願いや夢を一目瞭然の目標にして、実現のために現実化させることができる仕組みなんですね!
「新月の願い事」の書き方
新月の願い事で準備するものは「手」と「ペン」と「紙」。
書くだけなら、パソコンや携帯電話のメモでも良いような気がしますが、実際に手を動かして書く、3次元で目に見える紙に文字で残すことに意義があります。
そして、新月の魔法の素敵なところが、占星術の考え方をプラスして「新月の力」が毎月の星座のバリエーションがあること。
占星術の12の星座のそれぞれの位置で月が新月を迎えるのは、通常一年に一度だけ。12の星座には異なる力や性質があるので、新月を迎えた瞬間に月が位置している星座の持つ力を活かした願い事をすれば、より願いが叶いやすくなるという考え方です。
自分だけの考え方だと、どうしても同じことばかり執着して願いがちですが、12星座の多角的な視点から願い事を考えることは、様々な分野の望みを願うことができますね。
また、新月のタイミングを利用して月に1度、書くことを習慣とし、コツコツと継続し、積み重ねていくことも願望実現のために重要です。
願い事を書く場合に大切なのは、今の叶えていない状況の自分が渇望して、希望を書くのではなく、理想とする素敵な未来に生きている自分をイメージして、未来の自分ができるだけその様子を具体的に今の自分に教えてくれて、それを書いているという感覚です。
半信半疑で書き始めるかもしれませんが、「月の力」という神秘の魔法で気持ちを盛り上げ、楽しみながら書きましょう。自分は「最高の人生を生きる」と決めて確信して良いのですが、最初から確信できなくても、心が喜ぶことを選び書き続ければ、思考と行動も変わってきます。
実現した夢や達成した目標を書く他にも、自分自身に対する肯定的な宣言「アファメーション」を書くことも良いそうです。
アファメーション とは
アファメーション(affirmation)には、肯定、確定、断定といった意味があり、「私はできる」や「私はもっと良くなる」など、自分自身への肯定的な宣言をアファメーションと呼んでいます。アファメーションは現在形で書きます。
注意する事
新月前に準備しないこと(新月までの時間は、満月から欠けていく月の時間帯なので、手放しをする時間にあてましょう)
新月になってからお願い事をする※遅くとも48時間以内にお願い事をすること
(効果がもっとも高くなるのは新月から8時間以内)
ボイドタイムの時間は避ける ※ボイドタイムとは、西洋占星術で、月がどの惑星とも関係性を形成しない時間のことをいう。「ボイド(void)」とは「何もない」「無効の」といった意味を持つ言葉で、「月の力が発揮されない時間」「月の力が無効になる時間」を指します。
願い事は手書きで書く
願い事は2個以上〜10個まで
願い事の主語は、自分(私は・私が)
月の満ち欠けのタイミングを利用する
ピースウーマン的「新月の願い事」では、毎月訪れる新月→上弦の月→満月→下弦の月のサイクルを利用して、願い事や目標を見直し、願望実現のための調整をしていきます。
新月に立てた目標や願いは、約2週間後の満月で満ちると考えるので、大きな願いは細分化して、より具体的なステップとして書くことで、実現化がスピーディーになります。
また、その星座の新月と同じ星座の満月は約半年後に巡ってくることから、半年後を見据えた未来を設定していくと良いでしょう。
上弦の月
上弦の月は、新月からおおよそ7日後。満ちていく月の時間は希望に溢れています。エネルギーも高まります。しかしながら、夢や理想が大きければ大きいほど、早く実現しないことに焦りを感じたり、ガッカリするものです。また、宇宙があなたを試すような試練を与えてくるかもしれません。困難に立ち向かい、願いは実現できると心から信じる気持ちを取り戻しましょう。
いま自分の目の前にあるやるべきことをやる、出来る事を確実に行い積み上げていくのに適しています。新月に立てた願い事に対して、より具体的な緻密なプランを考えてみるとよいでしょう。
満月
満月は、頂点に達し月のパワーが最大限に強まるタイミング。新月から取り組んできたことの折返し地点の日でもあります。結果が何らかの形で満月の日に示されたり、達成感を感じることもあるでしょう。頑張った自分を褒め、感謝をして過ごしましょう。
感情の高ぶりが大きくなる面もありますが、転換期となるので無駄なこだわりや執着は手放していくサイクルに切り替わります。冷静に自分の心の声に耳を傾けましょう。
下弦の月
下弦の月は、この2〜3週間の新月→上弦の月→満月のサイクルに起こった様々な出来事や感情の調整期間となるタイミングにあたります。
自分が心から喜びを感じる事は何か?客観的に見極め、向き不向きの判断をするといいタイミングなので、自分にとって本当に必要なことは何か分かってくるでしょう。次の新月に向けて、新たにスタートをするために、不必要な感情や物事を手放し調整しましょう。
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「月」についての新解釈→→→感想レビュー【月の教科書】占星術が誤解していた、この星の真相(アネモネブックス)マドモアゼル愛著 衝撃の内容ですが、とても良いです
参考になります→→→新月満月12星座星占い更新中!|西洋占星術師emico
★2021年8月22日「水瓶座満月」の願い事を叶えるために大切なこと
★2021年秋分の日に向けて 中秋の名月と魚座の満月が重なる9月21日に心がけること。
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[…] 日本には昔から月を愛でる文化があり、現代でも月のパワーを有効活用しようという「新月の願い事」など、月は身近で人気がありますよね。 […]
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