2022年4月17日、午前3:56に満月を迎えました。「ピンクムーン」と呼ばれる4月の満月は天秤座で起こります。
4月1日、新しい年度がスタートを司どる牡羊座の新月とともに始まりました。勇気をもって新しい一歩を踏み出し、勢いよくスタートを切り無我夢中で過ごすうちに、あっという間に2週間ほどが経ってしましましたね。ここで、満月の力を使って振り返りのタイミングとなります。
ピンクムーンとは
4月の満月は、自然と共に暮らすネイティブアメリカンの文化より「ピンクムーン(Pink Moon/桃色月)」と呼ばれています。北アメリカでは4~5月になると、シバザクラやキキョウナデシコなどのフロックス系の花が咲き、一面がピンク色に染まります。月がピンク色に見えるわけではなく、この季節に開花する花の色から名付けられたそうです。
日本もちょうど桜が咲く時期なので、ぴったりきますよね。ピンクムーンを眺めると「恋愛がうまくいく」「素敵な出会いに恵まれる」などの効果があるとも言われていますが、長い冬から活動的になり、心浮き立つのが春なので、昔の人がワクワクした気持ちで月を眺めて、そんなジンクスが生まれたのも納得ですよね?
4月の満月はピンクムーンとも呼ばれます。これはピンクの花が咲く4月の満月というのが由来で、月がピンクというわけではありません。ただ月の高度が低いと月光が大気を通る際にレイリー散乱の影響を受け、だいたい月が赤くなります。写真は以前撮った赤い月。物理で変化する月の表情も楽しみましょう。 pic.twitter.com/LakBh8KTDS
— 荒木健太郎 (@arakencloud) April 16, 2022
現代では、ピンクムーンの画像を携帯の待ち受けにすると「恋が叶う」「恋愛がうまくいく」「結婚できる」といった効果があるおまじないがあるようですが、いつの時代も人間は、月の持つ神秘な魅力に何かしらのパワーを感じるのでしょうね。
天秤座満月の力で願い事を叶える
2022年4月17日に天秤座で満月が起こり、月のエネルギーが無効になるというボイドタイムは4月17日6:58〜9:24分まででした。
新月の願い事は書きっぱなしで終わらせず、満月の日に振り返ることで、変化の兆しや、叶うきっかけ、チャンスを受け取りやすくなります。叶っている願いがあれば、十分に喜び堪能し、目標に近づけていないのであれば原因を考えます。
【月の力】新月の願い事、デクラレーションとは?願い事・アファメーションの書き方・叶え方[スピリチュアル]
さて、天秤座は社交的で人が大好きな星座です。「コミュニケーション」や「人間関係」を中心に振り返ってみてください。
新年度や新しいことを始める時は、期待やワクワクの気持ちもいっぱいですが、誰でも少しだけ不安や緊張感を伴うもの。必ずやれる! と自分を信じる気持ちも大切ですが、人は一人で生きることができません。
頑張ろう!しっかりしなくちゃ!やらなくちゃ!!の気持ちが強くなり過ぎて、視野が狭くなっていたり、余計な力が入り過ぎたりしていませんか?
他者とともに生きる。また、共に協力して働く。天秤座の満月は、他者との関わりの中で、自分が何をすればいいのか?ということにヒントを与え、新しい環境や季節の中で、あなたの活躍を後押ししてくれるでしょう。
また天秤座は、美しいものを愛で、美味しいものを食べることが大好き。
4月の満月とイースター(復活祭)
日本ではまだあまり馴染みがありませんが、復活祭は「春分の日以降の、最初の満月の次の日曜日」と決められています。
欧米では復活祭には、家族で卵を使ったご馳走を食べたり、カラフルなイースターエッグを作ってゲームをしたり、うさぎがイースターエッグやお菓子を運んできてくれるとの言い伝えからチョコレートを食べたりします。最近は、日本でもそうした習慣が伝わりつつあり、カラフルなイースターチョコが販売されているのを見かけるようになりました。
2022年は日曜日に満月となり、天秤座の満月がイースター(復活祭)と重なりました。
今夜は、食卓に花を飾りちょっぴり華やかな夜を演出して、目の前の美しいものを楽しむ余裕を持ちましょう。生産性を追求するばかりではなく、人生を楽しむことを許可することで、より素晴らしいエネルギーが人生に流れ込んでくることでしょう。
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