新しい年、2022年を迎えて初めての新月を1月3日3時33分に山羊座で迎えました。新年が明けて、今年の目標や抱負を心に決めた方も多いと思いますが、紙に書いて自分自身にしっかりと宣言し、新月の力を使って、ぜひ実現させたいですね。
新月の時間・ボイドタイム
1月3日3時33分に新月を迎えました。新月はいつも特別な「始まりの時間」です。
通常のカレンダーとは別に、月の満ち欠けのサイクルを利用して、新月(計画)→上弦の月(実行)→満月(評価)→下弦の月(改善)と、ビジネスのPDCAサイクルを回すように、願望実現のための調整をしていきます。日常のやるべきことに埋もれてしまいがちになる自分自身の本心の願いを大切にするための工夫です。
新月の願い事は、新月を迎えてから8時間以内、遅くとも48時間以内にお願い事をするとよいと言われていますが、「ボイドタイムの時間は避ける」こともポイントです。
山羊座の新月のボイドタイムは、1月4日の1:20から7:44までとなります。
ボイドタイムとは、西洋占星術で、月がどの惑星とも関係性を形成しないため「月の力が発揮されない時間」「月の力が無効になる時間」のことです。
大きな買い物、契約、申込みなど重要事項の決定は避けるべきと言われていますが、修正や調整ができる時間帯と捉え、自分の本心を見つめる時間にして、自分の感情や心を感じ取るように意識するといいのかもしれません。
なぜなら、月は「 ツキ 」に通じ「 幸運を引き寄せる引力 」があると思われていましたが、「月の教科書」を書かれたマドモアゼル・愛先生によると「月は偽りであり、太陽をまねする星。月が思わせたい自分のイメージ、それは嘘の自分」なのだそうです。
月の教科書
感想レビュー【月の教科書】占星術が誤解していた、この星の真相(アネモネブックス)マドモアゼル愛著
月はその人の欠損を表すもの。月の力が強い時には、欠損を埋めるための願い事をしてしまいがちになるのかもしれません。
あくまでも、太陽が本質であり、月は太陽の光を反射して光るので、月の光はイミテーションです。月には太陽の真似をしコピーする力がありますが、それでは月並みの生き方にしかなりません。
「新月の日は、月にエネルギーを奪われずにいられた日」とのことで、京都の眞名井地方には「新月の日に切った竹は1000年間もつ」との言い伝えがあるそうです。
新月の時間帯は、月の偽りの意識から解放され、月のフィルターを通さずに自分自身の本質を見つめることができる時間帯なのかもしれません。
無意識の時は、それが嘘や幻影であることに気がつけませんが、嘘が嘘であると意識できれば、嘘や幻影から解放されます。
嘘や幻影から目覚めれば、本物の意識による幸福で豊かな生き方を叶えるための願いが分かり、意識的な目的を持ち、意識的な態度や行動で、自分の人生を生きていくことができそうです。
山羊座新月の願い事・キーワード
占星術の12の星座のそれぞれの位置で月が新月を迎えるのは、通常一年に一度だけ。12の星座にはそれぞれ司どる力や性質があるので、新月を迎えた瞬間に月が位置している星座の持つ力を活かした願い事をすれば、より願いが叶いやすくなると考えられています。
月は、全体、集合した意識に通じる道を与えてくれます。誰しもが無意識に月の影響を受けています。山羊座のテーマとしていることを願うことで、山羊座の力を借りることができます。
また「月の教科書」本の中で、「月は自分のために使う星ではない」と言う点が、とても響きました。
「自分だけが救われてそれで良いのか?残された人間たちはどうなるのだ?自分も他人も同じなら、私たちの全員が救われる以外に道はない」と月は、私たちに訴えかけています。
自分の欠損を埋めるために願い事をするのではなく、人類全体のために想い祈り続けることで「人類の潜在意識」に働きかけ、人類全体を動かすことができるのだそうです。
新月の願い事は2個〜10個を書き出すことがベターと言われているので、そのうちの1つでも人類全体のための願いも書きたいと思います。
【月の力】新月の願い事、デクラレーションとは?願い事・アファメーションの書き方・叶え方[スピリチュアル]
山羊座のキーワードは「I use(使役する)」仕事やビジネス、社会的な場面で本物として認められる存在になること。山羊座は、自らの使命を果たすために、目標に向かってコツコツと努力できる粘り強さ、夢を叶えるために必要なものを冷静に見極める力、必要なことをきちんと実行できる行動力など、大きな力を与えられています。
ちょうど年の始めなので、一年の計画や、長期的な目標を計画することにも適したタイミングです。
12の星座はそれぞれ、私たちの身体のパーツも象徴・支配しています。山羊座が支配するのは「骨格」、つまり骨や関節、膝、さらに皮膚。これらの部位に関わる健康と美しさについての願い事も効果的です。
2022年1月の月のサイクル
上弦の月(実行)
上弦の月は、1月10日3時12分牡羊座で起こります。
満月(評価)
1月の満月は、1月18日8時50分蟹座で起こります。
下弦の月(改善)
下弦の月は、1月25日22時42分蠍座です。
下弦の月の占星術的な意味とスピリチュアルメッセージ