月は、生まれて、育ち、満ちり、また次の新しい時間に備える「成長と再生」のサイクルを繰り返します。満月のタイミングは「振り返りと調整」を行うのに適しています。
山羊座満月の時間は いつ?
2023年7月3日、20時39分に満月となります。ホロスコープ上で月がやぎ座に入座しているためやぎ座の満月となり、月がもたらすパワーにも影響を与えます。慎重さや忍耐強さを持つ堅実な野心家である山羊座は生命力、権力、財力といった現実を動かす力があります。
満月の前後1日くらいは、満月のパワーが満ちているため月の引力の影響を受けエネルギーが高まり、活動的になる方と、逆に体調不良やだるさ、眠気を感じる方もいらっしゃると思います。どちらも自分の身体の様子を観察し、身体の求めるように過ごす(眠いなら少し寝てしまうなど)のがよいかと思います。
7月の満月の名前は?
Daniela K.によるPixabayからの画像
アメリカ先住民は、オスの鹿の象徴であるツノが生え変わる時期にちな、7月の満月に「バックムーン(牡鹿月)」と名前を付けて呼んでいたそう。山羊座のパワーも相まって、今回の満月は、社会的な地位や評価に関すること、野心などにスポットライトが当たります。
また、目にみえる表面の世界の裏側にも思いをはせたいとき。人間関係では知らないうちに政治的駆け引きが行われていたり、表面上の付き合いだけでは見えてこないものがみえてしまうかもしれません。笑顔の裏に隠されたネガティブな感情や、荒っぽい態度や言葉の裏にある優しさなど、本質を見抜きましょう。逆に自分自身もバレなければ良いなどという発想はやめましょう。
満月の時の開運行動は?
満月は月の周期のクライマックス「達成」のタイミングです。6月18日の双子座新月で願ったことを見返し、達成したことを喜び、そのためにしてきた努力を讃え、自分を労わりましょう。中長期的なスパンで言えば、約半年前の2022年12月23日の山羊座新月の時に願った事が最終地点の答えが届く時期となっています。叶っていないことがあれば、その願いは本当に自分にとって必要なものなのかを再考する転換期です。やはり叶えたい願いであれば、願い方や努力の方向が違っていたのかもしれませんので調整すればよいでしょうし、今の自分にとってもう必要のない願い事だと気付いたならば手放せばよいのです。満月の時間を過ぎてからは、手放しのサイクルの時間です。
次の7月18日に迎える蟹座新月のために新しい願い事のスペースを空けておきましょう。きっともっと素敵な願い事を思いつくでしょう。
特に7月3日の満月の手放しでは人間関係の整理がおすすめです。携帯電話のアドレス帳を見直し、もうやり取りのないただ登録されているだけのアドレスがあれば削除しましょう。2023年下半期の金運を呼び込む開運行動となります。
やぎ座満月からのスピリチュアルメッセージ
新たに情報とコミュニケーションの物語が始まります。あなたの決断からは強い意志が感じられます。しかし、勇気ある一歩を踏み出せないでいるのはなぜでしょう?今までの経験を思い返して、それができるかどうかを検討しているようですね?不足や恐れから生み出した願い事は、不足の結果を招きます。愛から生み出した願いは愛の結果を招くでしょう。
今度は大丈夫。あなたの願いか叶います。あなたは愛から学ぶことを選択したのですから!