【共鳴小説】銀河のリズム、地上の鼓動-わたしたちは響き合うために出会った-7

共鳴小説
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農場の朝。空は透き通るように高く、光の粒が空気に満ちていた。
三人は、前夜の決意を持ち寄って、もう一度話し合いを始めた。

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「場を育てる」ための意図設定

ユウが手帳を開き、言った。
「まず、場の“意図”を明確にしよう。“何をするのか”より、“どんな思いでそこにいるか”が大事だと思うの」

アイがうなずく。「そうね。知識を教える場じゃなくて、“共鳴が起きる場”。だから参加する人が“何者かになろう”としなくていい空間にしたい」

ミカが手を挙げる。「うん。わたし、むずかしい話はまだわかんないけど、素直に感じたことを話せる雰囲気って、すごくありがたいと思う」

三人の言葉が少しずつ、場の“かたち”を描きはじめた。

人には必ず役割がある

ユウの役割:時の案内人

「宇宙のリズムを読むのが、わたしの役目かな」
ユウは、天体暦を指差しながら言った。
「この満月の日。木星と海王星が調和してるから、“心の解放”にぴったり。みんなが本音を話しやすい流れになる」

彼女は、“タイミング”と“空間のチューニング”を担うことになった。
始まりには簡単な星読みガイドも入れて、“今ここ”がどういう流れにあるかを伝える。

アイの役割:場の育み手

「畑の横に、簡単な円形のスペースを作ってみようか。
自然の中にいて、大地に座るだけで、人は安心するものよ」

アイは、農場の一角を開放することを決めた。
雑草を抜き、シンプルな木のベンチ、石を並べた小さなサークル、火を囲めるようなスペースを作り、“共鳴の輪”を整える。

「この場所は、自然と人の心をつなぐパワースポットになる。地球のエネルギーが、私たちの内なる声を呼び覚ましてくれるはず」

彼女は、場所と理論の両面から“土台”をつくる人だった。

ミカの役割:心をつなぐ橋

「インスタでイベントページ、作ってみるね」
スマホを持ったミカは、ワクワクした様子で画面を見つめていた。
「言葉を考えるの、ちょっと不安だけど……“感じたまま”で伝えてみる」

ミカの言葉には飾りがない。
でも、それが誰かの心を動かす力になると、ふたりはもう気づいていた。

「“ただ、ここに来てほしい”。それだけでも、十分だよ」ユウが言う。
「うん、わたしが“最初の参加者”になる気持ちで書くね」ミカが笑った。

ひびきの輪

三人の役割は、決して分業ではなかった。
それぞれが“自分のリズム”で、でも“同じ周波数”で動いていた。

重ならないけれど、響き合う。
その共鳴が、場を静かに育てていく。

そして――

小さな畑の片隅に、「場の名前」がそっと生まれた。

“ひびきの輪”

それは、声にしなくても伝わる想い。
誰かを導くのではなく、ただ一緒に揺れる場所。

三人の目が合った瞬間、
風が吹き抜け、木の葉がさらさらと応えた。

まるで、この地球ごと共鳴してくれているように。

ユウのメモ

★意図を明確にするということ

意図とは、「どんな在り方でそこにいるか」という思い
行動よりも前に生まれ、空間や人に影響を与える“見えない設計図”

宇宙の法則では、「意識を向けたものが現実になる」
“どんな空気でいたいか”を決めることが、その場の現実をつくる

「安心して話せる場にしたい」と意図する

→安心の空気がその場に満ちていく。

「正しさより、響き合いを大事にしたい」と決める

→正解探しではなく、共鳴が起きやすくなる。

意図を設定することは目に見えないけれど、

とてもパワフルな“場のチューニング”となる。

 

★どんな在り方でいるか

「Doing(行動)」より、まずは「Being(在り方)」が大事

何をするかよりも、どんな心の状態でそこにいるかが、

未来をつくる力になる。

だからこそ、最初に“意図”を合わせることは、場づくりの土台になる

★皇の時代は、世の中の仕組みはすべて円形式になる。

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