2021年10月20日 23時57分に満月を迎えます。満ち欠けを繰り返し、地球に癒しのパワーを送り続ける月。そのパワーがもっとも高まるのが新月と満月のとき。新月から満月へと満ちていき、そのパワーが最高潮に高まるのが満月です。
10月の満月はハンターズムーン
ネイティブアメリカンは、毎年10月頃は、冬に向けて狩をする季節であること。鹿や狐などが夏場に餌をいっぱい食べて、越冬に備えて太るので狩りをするのにちょうどいいこと。
さらに、10月の月は特別に明るくて、ハンターたちは夜でも獲物を狙うことができたので、10月の満月を「ハンターズムーン(Hunter’s moon)」「狩猟月」と呼んでいました。
昔の人間は、自然の営みに合わせて自然の恵を享受しながら生活していたことが、月に付けられた名前かもわかりますよね。
10月の満月には、狙いを定めた願い事をグッと実現に近づけるパワーがありそうです。
10月20日は牡羊座の満月
10月20日の満月は、ホロスコープ上の牡羊座でおこります。おひつじ座は、十二星座の最初の星座で「スタート・再スタート」の星座です。
おひつじ座の守護星は火星です。火星のキーワードは「活動的」「情熱的」。望みを掴みに行く行動力を促してくれるパワーを与えてくれます。
月が満ち、欠けていくターンに切り替わる時なので、満月の願い事では、不要なものを手放し本音に向かい行動できるようにと願うことがポイントです。
今回の牡羊座満月では、自分自身にしっかり向き合うことが大切です。自分の欲望を満たしたいために、周りが見えなくなっていないか?傲慢になっていないか?
天体の強いパワーは、自分の心に影響を与えるので、ネガティブなものがあるならネガティブを増大させます。「闘い」「征服」という側面に光が当たり、身勝手な行動をしてしまう可能性があります。
2021年を棚卸しし、2022年を迎えるためのターニングポイントとなる満月なので、これから進めていくこと、手を引くことなどを見つめ直すことが大切です。
新月の願い事を見直す
さて、ピース・ウーマン的「新月の願い事」では、満月のタイミンングは約2週間前に書いた願い事を見直すタイミングです。
2021年10月6日「天秤座新月」の願い事・アファメーション 書き方と書く時間[スピリチュアル]
牡羊座の行動力にあやかって、ウイッシュリストに書いたことを、具体的な計画に落とし込んでいくような見直し方をしたいと思います。
そして、半年前の4月、牡羊座新月で願ったことが満ちる(叶う)タイミングでもあります。
叶った願い事は、感謝の気持ちで受け取り喜びましょう。
まだ、叶えられていない願い事があるなら、いい方向に動きつつあるのか?状況は動いてないのか?の現状を把握し、妨げている要因がわかるのなら、それを手放すことを願いましょう。
願い事のスケールが大きくて漠然としているなら、解析度を上げて、より具体的な小さな願い事に分析していくようにしてみましょう。
計画的に小さな願い事を一つひとつ叶えていくうちに、きっと大きな願い事の実現に近づいていけるでしょう。