感想レビュー【花を飾ると、神舞い降りる】須王フローラ著 エネルギー哲学®︎とは?花に妖精がいるって本当?[スピリチュアル]

スピリチュアル・学び
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とても優雅で素敵な本に出会いました。もともと花は大好きでしたが、この本を読んで、ますます花が好きになりました。そして、すぐに花を飾りたくなりました。

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花を飾ると、神舞い降りる

日常生活の中で、常に花を飾っているという方はそんなに多くないかもしれません。私自身も花が好きではありますが、花を買うのはちょっと特別なこと。花は「贅沢品」で日常必需品とは言えません。

花を買う時には「贅沢しちゃったかな」と罪悪感を感じてしまったり、もったいないような無駄遣いをしてしまったような気持ちになることがありました。この本を読みたいと思ったのは、花を飾るための理由が欲しかったから・・・しかし、この本には花を飾る事をベースにしながら、植物の秘密、あの世とこの世の仕組み、生と死についてなど、ものすごく深い内容がわかりやすく書かれていて、得たものがとても大きかったです。

著者は、音声配信サービス「Radiotalk」公式番組の人気パーソナリティーの須王フローラさん。私は、この本を通じて初めて須王フローラさんを知りました。

須王フローラさんは、フランス・パリの老舗花屋で修行をされたフローリストであり、「エネルギー哲学®︎者」という肩書をお持ちです。

「エネルギー哲学®︎」という言葉も初めて聞きました。

エネルギー哲学®︎とは?

エネルギー哲学®︎は、まだ生まれたばかりの学問で須王フローラさんが確立しました。すべてはエネルギーでできているという前提のもと、この世を「見える世界」と「見えない世界」の両面から紐解く、幸せになるための人生哲学が「エネルギー哲学®︎」です。

この世は5%との「見える世界」と95%の「見えない世界」からできていて、見える世界はが「人間の世界」。見えない世界は、「神の世界」だそうです。

須王フローラさんは、花をいける時や日常生活の中でも妖精からのサポートを得ているそうです。さらには遠方にいる方にも妖精を派遣して、妖精にサポートをお願いすることもできるのだとか・・・

ところが、見えない世界の話をしているのに「スピリチュアルなんて嫌い」という須王フローラさんのRadiotalkでのお話を聴いて、とても共感しました。

「見えない世界なんてあるに決まってる」私もそう思います。

スピリチュアルがブームのようになっています。スピリチュアルは好きとか嫌いとか、信じるとか信じないとかではなく、まるで空気のようなものだと私は感じています。

目には見えなくても「空気」はあって、人間はその恩恵を受けているし、むしろ空気がなければ生きていけない・・・空気は大事で、人類は分け隔てなく誰もが空気を吸って吐き、生かされています。

「空気」と「スピリチュアル」は似ていませんか? にも関わらず、自分だけが特別な願いを叶えるための「スピリチュアル」のような話をされる方は苦手なので、「花を飾ると、神舞い降りる」がそういった類の本ではないのがとてもよかったです。

エネルギー哲学®︎とは、現実と空想の話ではなく、目の前にあるその現実を見える側と見えない側から「観察」していく学問です。その内容は「花を飾ると、神舞い降りる」を読むとおおよそのことが理解できます。

花を飾ると、神舞い降りる 内容・感想・レビュー

【内容紹介】
花は、「見える世界」と「見えない世界」をつなぐ世界で一番かんたんな魔法です。植物の秘密、あの世とこの世の仕組み、生と死…あなたがずっと知りたかったことが書かれている本。

【目次】
序章 花を飾ると、神舞い降りる
第1章 花を飾るとき「何」が起こるのか
第2章 見えない世界のほんとうの話
第3章 自分と世界が変わるエネルギーの話
第4章 花のように生きる
終章 人生は案外簡単

冠婚葬祭に花は欠かせません。花がそこにあるだけで、華やかな気分になり、その場の空気感をおごそかにもし、リラックスさせたりします。

どうして花にそんなことができるのかと言うと、

すべての花や木には妖精がいて、見えない世界のエネルギー、つまり「神のエネルギー」を見える世界に一緒に運んでくるので、花を飾るとその場のエネルギーを変えることができるのだそうです。

妖精(フェアリー、fairy)とは、西洋の神話や民話などに登場する人間の姿をした精霊のこと。 ヨーロッパの人たちにとって妖精とは、目に見えない存在を表す言葉だそうです。

妖精のエネルギーは自然そのもののエネルギーです。季節の移り変わりも「花」の咲く時期で知ることができますが、植物は自然そのもの。「花」を飾る事で、自然を家の中に取り入れ、自然から癒しを得られると考えると、「花を飾ると、神舞い降りる」とはまさしくその通りだと思います。

さて本書には、この世を美しくしなやかに生きるためのヒントが書かれていますが、中でも心に響いたのが「愛とは、自分や相手を変えないこと」。ただ、観察すればいいのだそうです。

この本を読んで、言われてみると、無意識にいつも頭の中でリハーサルと反省会をしていると気がつけたので、原因を考えたり、どうしたらいいかを考えることが「観察」ではない、というのが目から鱗で、私に取っては大収穫でした。

視えなくとも、知っていれば視えているのと同じこと。

「花を飾ると、神舞い降りる」を読めば、誰でも妖精が視えるようになりますよ。私にはもう妖精が視えます。

須王フローラ[スオウフローラ]さん プロフィール

1981年、愛知県名古屋市生まれ。脳の手術を受けたことがきっかけで、物事の本質を視る力を取り戻す。植物療法を学ぶために渡米の準備をしていた中、パリと花に魅せられ渡仏。その後、モンパルナスの老舗花屋で妖精と出会う。帰国後、フローリストとして活動すると共に、エネルギー哲学者として各種セミナーを主催する。さらに、エネルギー哲学を広く伝えるためのFlora Academyを運営。講師育成と全国での講座を展開している。2023年、花屋開業予定。

palais floraison®︎の公式ホームページ

出版社名 サンマーク出版
ページ数 259ページ
ISBN 978-47631-39764
発売日 2022年2月

プレゼントの花の画像もとても素敵でした!気に入って、携帯の待ち受けにしています!

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