共鳴小説

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皇の時代『この世界は、あなたに話しかけている』⑧新たな響きを奏でる夢の円環

「ようこそ、みなさん。遠くから来てくださって、本当にありがとうございます」 港の街らしい風が窓から吹き込む、古い戸建ての一室に通された。木の床はしっとりと艶を帯び、広いテーブルの上には温かい番茶と、小さな手作りのお菓子が並んでいる。 カズオ...
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皇の時代『この世界は、あなたに話しかけている』⑦呼ばれるようにして出会うとき

夕暮れ時、作業小屋のパソコンに新着メールの通知が点滅していた。カズオは手を拭き、画面を開く。 件名にはこうあった。──「あなたの実験を拝見して」 差出人の名前は「小山田陽子」。 以前、『データの共有を始めませんか?』というコメントをくれた研...
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皇の時代『この世界は、あなたに話しかけている』⑥眠っていたノートが目を覚ますとき

カズオは机に向かい、静かにパソコンを開いた。 画面には、アイが取り組んでいる「EARTH HARMONY LABO|地球と響き合う農場共鳴研究所」のホームページが光を放っていた。 『この農場は、地球と人が響き合う“ラボ”です。 わたしたちは...
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皇の時代『この世界は、あなたに話しかけている』⑤響きのノートを書きました

朝の畑に出ると、土が夜の冷たさを含んでいてしっとりと足裏から静かな震えが伝わってきた。 「毎日、あんなに暑かったのにいつの間にか空気に秋が含まれてる」 しゃがんで苗を見ていると、土の中から小さな音が聞こえるような気がした。もちろん、実際の「...
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皇の時代『この世界は、あなたに話しかけている』銀河の元旦─ソラより

ソラからのメッセージ ……ようやく、来たね。 長かった夜を越えて、地球はいま、新たな扉を開いたよ。 空が深く澄んで見えるだろう? 風がやさしく吹いているだろう? あなたの胸がふっと軽くなったなら、それは―― 銀河の昼の時代が始まった合図。 ...
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皇の時代『この世界は、あなたに話しかけている』 ─ 目には見えない、はじまりの音

この星が、自らの音を響かせはじめた。長い沈黙を破るときが来た。 「自然は、いつもあなたに話しかけていた。 でも、あなたが静かになった時、初めてその声が聞こえるんだ」 ― 皇の時代は、心の時代。宇宙の声を、あなたの物語に乗せて。 皇の時代が始...
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共鳴小説【皇の時代】魂の旋律が、言葉を超えて触れ合うとき⑨ 新たな響環の輪の広がり

夏の日差しがまだ高く残る夕方。 アイは、農場の離れにある小さな作業小屋に設置されたパソコンの前に座っていた。 画面には「ミカ」「ユウ」の名前が表示され、ピロン、とZoomの呼び出し音が鳴る。 「やっほー!ミカだよ!」 「こんばんは、ユウです...
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共鳴小説【皇の時代】魂の旋律が、言葉を超えて触れ合うとき⑧はじまりの決意と、見守る愛

湖畔のペンションから戻った翌朝。 農場の空は、夏の光をいっぱいに受けて澄み渡っていた。 アイは、朝露に濡れた草を踏みながら、母が畑で雑草を抜いている姿に近づいた。 「……お母さん、ちょっと話していい?」 母は手を止めて振り向き、うなずいた。...
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共鳴小説【皇の時代】魂の旋律が、言葉を超えて触れ合うとき⑦周波数の記憶

~リトリート3日目・午後~ チェックアウトの時間が近づき、3人はゆっくりと荷物をまとめていた。 ふと、リビングから柔らかな弦の音が聞こえてきた。 「……ギター?」 ミカがそっとのぞくと、ご主人が古びたクラシックギターを膝に乗せて、何気なく爪...
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共鳴小説【皇の時代】魂の旋律が、言葉を超えて触れ合うとき⑥リトリート3日目・夜明けの夢

~リトリート3日目・夜明けの夢~ 湖の水面が、まばゆい金色に光っている。 そこに立っているのは、ミカ、ユウ、アイ。けれど、それぞれ今の姿とは少し違っていた。衣をまとい、言葉ではなく響きで会話しているようだった。 空から降りてきた一本の光の柱...
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