転換期は使命に気づくタイミング「人にはそれぞれ役割がある」皇の時代・天縄文理論[ストーリー]

皇の時代・天縄文理論
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自然から受け取る力を持つ

小さな舟の行き先をアイとユウは甲板から見つめていた。

「待って!まだその時じゃない」アイの言葉をミカは振り切って「誰も私の話しを聞いてくれない!話しても分かってくれない!」と飛び出し、一人で小舟に乗り漕ぎ出して行ってしまったのだ。

「でもほら、ミカの舟はクジラの背中に乗ってるから安心だね」とユウは言った。ユウには見えない世界のものが見える。

ユウの声が届いたのか、“おまかせ!”とでも言うよにクジラがシッポで応えてくれた。

皇の時代では、自然からのメッセージを受け取り読み解けることが大切だ。空、動物、植物、鉱物、、、自然からもたらされる情報やエネルギーを受け取り、自然と共生して生きる時代が皇の時代だ。

ユウは子どもの頃から、空を見上げるのが好きだった。どこからともなく「声」が聞こえてきて、植物や動物たちと心でおしゃべりを楽しんでいた。そんな当たり前のことを、みんなできるものだと思っていたけど、そうじゃないと知った時には驚き、みんなと違うことに心を閉ざすようになった。

なるべく周りの人達と同じようにと・・・自分を隠して大人になった。アイとミカと出会い、理論の話を聞いて、ずっと隠してきた自分の感性が間違いではなかったことを確信できた。今はまだ少しづつ恐る恐るだけど、本来の自分を出せるように、誤魔化すために着込んでいた祖の衣服を脱いでいるところだ。

天から役目なしに降ろされたものは一つもない

「人にはそれぞれ役割があるからね」とユウは言った。「ミカには、自分を信じ抜く大切さを周りにみせる役割があると思うんだ」無鉄砲に飛び出して行ったけど、ミカの熱い心は周りにも情熱の火をつける。

「そうだね、私たちはここで、私たちの使命を果たしてからミカのところへ合流しよう」とアイが微笑んだ。アイの深い慈愛の心は、みんなを愛と優しさで包み込む。

「うん。みんなに伝えなくちゃね」私には、自然の言葉を人間の言葉にして、必要な人達に伝える役割があるのだとユウは感じている。

「いよいよだね」

「始まったね」

アイの言葉にユウは頷いた。

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