特集:「祖の時代の終焉」支配から共鳴へ、私たちは何を手放し、何を取り戻すのか
祖の時代の構造と終焉のサイン
祖の時代は、支配とコントロールの時代
「より速く、より大量に、より正確に」── 効率化、工業化、標準化
そんな価値観が、人や社会の在り方を決めてきました。
個性よりも平均。
共感よりも競争。
横のつながりよりも、上下の指示命令。
それはピラミッド型の構造であり、
指導者とフォロワー、管理者と労働者、教師と生徒といった
役割を明確に分ける、**「上から下へ」**の社会構造でもありました。
けれど、今──
その構造そのものが、限界を迎えつつあるのです。
世の中の動きから感じるサイン
私たちが当たり前だと思っていた安定が、足元から揺らぎはじめています。
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気候変動と異常気象
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食料供給の不安定化
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エネルギーや物流の断絶
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経済格差の拡大と不信感の増幅
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子どもたちの不登校や心の疲れ
最近では「米不足と値上がり」が話題になっています。
一見するとただの経済問題に見えるかもしれません。
でも、背景には「祖の時代的な仕組み」のほころびがあります。
祖の時代の始まりについて
祖の時代は「弥生時代」と呼ばれる稲作伝来とともに始まり広がっていきました。
稲作の導入により、それまでの縄文的な狩猟採集生活から農耕生活へと移行し、社会構造が変化していきました。稲作によって余剰食糧が生み出され、富の差が生まれ、社会の階層化が進み、稲作の進展と集落の拡大は、やがて国家の形成にもつながりました。
稲作を効率的に行うためには、治水、灌漑などの共同作業が必要であり、それらを統括するリーダーシップが重要になり、「効率」や「管理」が価値とされていた社会構造では、食も命も、“モノ”のように扱われてきました。
でも、食べ物って、本当は「命の連なり」であり、「いのちの響き合い」なんですよね。それを忘れてしまった結果が、いまわたしたちの暮らしにブーメランのように返ってきている。。。
支配の構造から、響き合う輪へ
これから皇の時代の社会は、「上からの命令に従う」ではなく、
**「それぞれの響きが輪になって調和していく」**方向へと変わっていくはずです。
たとえば、学校に行かない子どもたちが増えているのも、
ただの“問題行動”ではなく、時代の変化のひとつのサインだと感じています。
子どもたちは敏感に時代の変化を察していて、祖のシステムである学校が嫌なのはある意味、自然なことなのです。
「ねばならない」に縛られることから抜けて、
「自分の声を聴いて、自立して生きる」ことへ。
時代の流れとともに、皇のルールに則って、皇流に変えていかなくてはなりません。
このZINEや「ひびきの輪」は、そんな時代の入口にある小さな灯です。
祖の時代が終わるということは、崩壊ではなく“変容”の始まり。
押しつけではなく、共鳴。
管理ではなく、調律。
争いではなく、対話。
今、わたしたちは「新しい風が吹き始めた時代」に生きています。
耳を澄ませば、あなたの中にも、その風の音が聴こえてくるでしょう。
共鳴小説:魂職に出会うまで
銀河のリズム、地上の鼓動 ―魂職に出会うまで⑧ 皇の時代は自立共育
銀河のリズム、地上の鼓動 ―魂職に出会うまで⑦祖の時代の終焉と皇の時代の芽吹
銀河のリズム、地上の鼓動 ―魂職に出会うまで⑥第2回「ひびきの輪」開催
銀河のリズム、地上の鼓動 ―魂職に出会うまで⑤波動設計士ユウのはじまり
銀河のリズム、地上の鼓動 ―魂職に出会うまで ④皇の時代に占いはなくなる
銀河のリズム、地上の鼓動 ―魂職に出会うまで ③見失った声 〜梨乃〜